私の人生を変えてくれた言葉

あるバンドのボーカルの方が、こんなことを言っていました。
何かを始めようと思った時に、今からじゃ遅いかも、と気後れすることがあるかもしれない。
だけど、何かを始めようと思ったその瞬間が、あなたの人生の中で一番若い年齢だ。

何事も、思い立ったが吉日、というわけです。
その言葉を聞いて、素直に感銘を受けました。
私も、興味はあるけれどこの歳じゃなあ・・・と、やる前に諦めるようなことがよくあったのです。
この歳では新しいことにチャレンジするのは難しいかも、といって先送りにしていたら、どんどん歳をとるばかりで、次にそう思った時にはもっと歳を取っていた・・・。
大いにありえます。
そう思った時に決めたのです、転職をしよう！と。
私は以前から、本当にやりたい仕事なのかどうかわからないまま、なあなあで仕事をしてきました。
当時就いていた仕事は、それなりにやりがいはあるけれど、言っちゃなんだけど「誰にでもできる仕事」でした。
ぼんやりと、何かを作り出すクリエイティブな仕事に就きたい、などと思いながら、何も行動に移せずにいました。
それからは早かったです。
上司に退職の意向を伝え、ハローワークに通い、就職活動をしました。
現在は、幸いにも希望する職種に就くことができました。
現在活動休止中のそのバンドは、ストレートな歌詞が印象的で、今でも若者に絶大な人気を誇っています。
ボーカルの方が先に記したような名言を数々残していて、私も少なからず影響を受けました。
このバンドに出会っていなかったら、私の人生はもう少し違ったものになっていたかもしれません。
アーティストでも俳優さんでも、何かを発信する仕事をしている人達って本
当にすごいな、と思います。
こうして誰かに勇気を与えたり、誰かの人生を変える力を持っているのですから。
もし誰かが私と同じような状況で立ち止まっていたら、この話をしてみようと思います。