流行の「ナントカアート」を考察する

最近、語尾に「アート」とつけるのが流行っているようです。
ちょっと前に流行った「ラテアート」をはじめ、最近では「大根おろしアート」「ボールペンアート」「寝相アート」なんていうのもあるからびっくりしてしまいます。
作品を見てみると単純にすごいな~と感心してしまいますが、この風潮、個人的にはなんだかちょっとうっとおしい一面もあります。

職人さんの繊細な技が光る究極の一品!とかなら全然いいと思います。
だけど、流行ってるからちょっと挑戦してみました、っていうスタンスの輩って絶対いると思うんです。
そういう人達のナントカアートを見ると、なんでもかんでも「アート」ってつけて、「私ってセンスあるでしょ?」という自己主張、言ってしまえばただの自己満足に思えるのです。
まあ、趣味なんて自己満足の一種ですから、それが悪いことだとは決して思いません。
自分が作った作品が人に褒められたら、誰だって悪い気はしないですし。
私だって、うっとおしいとか言いながら、そういう芸術的センスや手先の器用さがあれば是非やってみたいと思います。
インターネット、SNSというツールを通じて誰でも手軽に自己主張できる時代だけに、流行を作り出すことも簡単だと思うんです。
最近の流行り廃りって、インターネット社会が生み出すまやかしのようなものに思えて仕方ないのです。
ナントカアートは十年後、二十年後も存在しているのか、それとも「そういえばそんなのあったね」程度のものに留まるのか、それは誰にもわかりません。

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